どうも。前回のトヨタ期間工の思い出の続きです。読んでない方はこちら⇩
配属されたのは地獄の○○○○○ライン⁉

期間工が集められそれぞれ各部署に配属されていくわけだけども、俺は果たしてどこに配属されるのか。
まあ若いし組み立てラインに配属されるのはなんとなく分かってた。きついところに行かされるんだろうなと・・・。どこだったかというと予想通り車体の組み立てラインだったね。
F1とかF2とか呼ばれてるファイナルラインっていう部署だった。確かF4まであって俺はそのF4だった。俺が作業してたすぐ隣に検査をしているような人がいたので本当に組み立ての最後って感じだったと思う。ほぼ完成した車が流れてきてた。ランドクルーザーレクサスとか俺が一生働いても買えないような高級車を製造しているラインだった。
担当した工程について
自分の配属された部署のラインとか一通り見学して、俺はどんな工程を担当することになるんだろうと。そうしたら車の右側に部品とかパーツを取り付けるような工程だった。ドアに付けるパーツとかドアを開けて助手席かな。車内に部品を取り付けていくような作業だった。車に貼り付けてある指示書っていうんだっけ。次の車に何を付けるのかが書いてある。カタカナだったり数字だったか。それを見て流れてくる1台1台の車に遅れないように素早く動いて取り付けていくという地獄ような作業だった。自分の作業エリア内をずっと早歩きし続けるような感じかな。
初日からまさかの長時間残業・・・
俺が配属された初日に、GLか班長だったかな。ある期間工と何やら神妙な雰囲気で話している姿を目撃した。直接話を聞いたわけではないので状況分からないけど、どうやら1か月ぐらい働いてた人が腕を痛めたらしく辞めて行ったと。確かその人は大学生だとか教員免許持ってる人だとか言ってたなあ。「なんでそんな優秀な人が期間工?」と思ったが。こういう工場の期間工って大卒自体が珍しいのに。
その人がやっていた工程を急遽穴埋めするために俺がそこになったみたい。最初にいた班からも移動になったからね。だからか知らないが初日から2時間ぐらい残業させられて反対番の人の作業を見たり、社員に教えてもらったり。初日からもの凄く疲れたという。「初日からこんなに残業とか俺だけだろ・・・」って当時思ったよ。そりゃ急に人が辞めたもんだから、早く俺に仕事をこなせるようになってほしかったんだろうけどね。
1か月で「俺には無理だ・・・もう辞めます・・・」

自分なりには頑張っていたつもりだったけど、取り付ける部品やパーツも多く、ラインも早くて余裕がほぼない。間に合わない時も。とある日1台の車に対する作業遅れで慌てたせいか、部品を車内に落としてしまい気づかず検査まで流れて行ってしまったことがあった。当然そのことで次の朝GLとか社員の集会でその件の話題が出たらしくてさ。俺が呼び止められて怒られはしなかったけどこういうことがあったぞと言われたことあった。不良を出してしまったということになるね。正直この件はかなりまずいことだったと思う。
後はもう一つも作業遅れなんだけど、このままじゃ間に合わないと思って社員を呼んだわけよ。紐みたいなやつを引っ張ると社員とか上の人が来て助けてくれようなシステムがあった。遅れて前の車に付けられなかったら頼もうと思ってね。
そうしたら来たのがまさかのGLだった。体格の良い太ったおっさんみたいな感じの人だったけど。「すいません、これ付けてもらえませんか」って言ったら、「ああ分かったよ!」みたいな怒ったようなぶっきらぼうな嫌な顔されて俺の体にちょっと「ドン!」ぶつかって行ったっていう・・・。わざとだったかは分からんが。なんか機嫌が悪そうだった。
もしかしたら「またこいつかよ。使えねえ。」とか思ったのかもな。
こういうこともあって精神的にも肉体的にも本当にきつくてね。みんな同じ環境だが夏で暑さもきつかった。正直もう限界だった・・・。人間関係とかは特に毎日怒鳴られたりとかいじめるような人もいなくて良い人ばかりだったと思うんだけどね・・・。俺は怒鳴られたぐらいじゃ辞めないが。
入って1か月ぐらいだったかな。GLか班長にマジで「辞めます」って言おうかなと思ったんだけど勇気がなくて結局言えなかった・・・。
1か月半耐えようやく・・・
ある日、こいつには無理だと判断されたのか「この作業は取り付けなくて置くだけでいいよ」とか社員に言われて2つぐらいかな。作業を減らしてもらった。特にシールじゃなくてラベルっていうのかな。それを空気を入れずに綺麗に貼るのが苦手で「また空気入ってたぞ」って言われるのが精神的にきつかった。
最終的には1か月半から2か月ぐらいかかったけどミスなく遅れずに作業をこなせるようになった。
社員に「ようやくできるようになったじゃん」って言われた。こんなことを言われようが、どうせ作業減らしてもらってだし何も嬉しくもないっていうね。そんなにやる気もなかった。
俺と同じ作業をやってる反対番の人と仲良くて会うと毎回話してたんだが「作業間に合ってますか?」って聞いたことがある。「なんとかギリギリ間に合ってます」とか言ってたなw確かその人は俺みたいに作業減らされてはいなかったけどね。
やっぱり俺の担当してる作業ってきついんだなと思った。重量物とかはないんだけど、俺みたいな不器用な奴はどうしても器用な人に比べたら遅いんだよね。スピードが求められる感じだったから。正確に早く取り付けないといけないわけで。
なんか半年経ってもライン間に合いません的なネットの書き込みもみたことある。向き不向きもあると思うけど俺みたいな不器用な人なんだろうね・・・。
手が腫れました・・・
大きい怪我とかはまったくしなかったんだけど手が腫れた。手で叩くというか押し込んでパーツをはめ込む作業があって、ある日手が痛くて作業に支障が出始めたから社員の人に言って一緒に工場内にある診療所に行ってもらったことがあった。まあそれぐらいだったけど。腕を痛めるようなことはなかったな。
3か月で戦力外通告
働いたのが6月~9月の3か月間だったんだけど、8月過ぎだったか。GLに呼ばれて更新の話になった。
GL「更新はないから。でもこれで良かっただろ?」
いいだろみたいなことを言われた。使えなさすぎたから。不良を出したから。仕事を覚えるのが遅かったから。班長の言うことをちょっと聞いていない時があったから。理由はそんな感じでしょう。更新なしの契約期間3か月でクビになりました。まあ予想通りの結果だった。
そもそも一時期1か月で辞めようとしてたし、悲しいとか残念な気持ちはまったくなかったと思う。最終日とか「今日でこんなきつい仕事から解放されるんだ!」と嬉しい気持ちだったかもしれない。
俺がやってた工程は他の部署から来た社員がやることになったようだった。まあでかい工場だしいくらでも人はいるんだろう。
最終日の仕事を終えた後、世話になった人に挨拶。俺は田原工場を後にしました。さようなら。めでたしめでたし。
最後に
かなり長くなったが大体こんな感じの3か月間だった。1日も休むことなく大きな怪我もせず無事満了できたのは良かったのかもしれない。たったの3か月だったし全然大したことねえよって思うかもしれないけど。でも1か月で辞めた人のことを思えばそんなこともないのかもなw
次の記事では工場退社後の話とか職場の人間関係、休日の出来事なんかを書きますね。
では。



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